月刊花火句会

花火句会は2004年夏、花火シーズンの真っ只中で発足しました。 集まったのは、当時40代から60代の10名余り、全員がそれまで俳句なんぞ作ったことがないというど素人ばかり、それでも俳人山口勝行氏の指導を得て、月1回の句会、年1~2回の吟行を行っております。 句会は、参加者が事前に用意した兼題1句を含む当季雑詠5句を提出、全員で選句します。 選句された句は、入点句として、次回の会報で発表されます。 会員による選句とは別に、山口勝行氏選の優秀句(1、2句)は、山口賞となります。 句会後には、自由参加で懇親会もあり、当日の会員の句を褒めたりけなしたり、まさに議論百出です。

2015年09月


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その⑥ 兼松みさちーた/尾曽恵薄


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兼松みさちーた


 父、竹腰進、68歳。貧乏だけど、ささやかに、気ままなご隠居生活。

 私の父は小さな物流会社のトラックドライバーとして、朝も夜も骨身を惜しまず働き、女ばかりの家族3人を養い、64歳まで勤め上げた。現役のころは真面目で仕事一筋、とにかく頑固。よくある話だが、娘の私とは一緒に住んでいても、顔を合わせることも少なく、たまの会話もたいがい口論となり、もの別れで終わったものだった。特に趣味もなく、休日はごろごろしながらテレビを見て、眠くなったら眠る、といった具合だった。


鮎の口寡黙な父に似たるかな


父はへんな情報を得てきて、みんなが違うと言えば言うほど、頑なになってそうだ!と言い張る。ある日、繊維を食べると腸の掃除になるらしい、と言いながら、近くの布製品のほつれた糸を一本ひっぱり出して、みんなの目の前でごくりと飲み込んだ。またある日は、食べ物はなるべく生の方が体にいいとテレビで言っていたと、ぺらぺらだが加熱用のお肉を一枚、みんなが止めるのも聞かず生で食べてしまった。どちらもその1回こっきりで二度と糸くずも生肉も食べなかった。やはり美味しくはなかったのだと思う。


ぎんなんを踏みし父の足軽やかに


 父は普段は、俺に構うな、と言ったふうだが、私が実家の母と長電話をしていると、楽しそうに話す母の後ろから、父の大きな声が聞こえ始める。「あー、よく寝た!もう眠れない。あーよく寝た!」「あー、お腹すいた。もうお昼だ。お昼ご飯なにかなあ。」「今面白いテレビやってるぞ!あー面白い!わっはっはっはっは。」父の声は地鳴りのように大きくよく響く。電話で話していてもじゃまで話しづらいので切るよりほかない。


哀れなり秋蚊に父は容赦なし


65歳になった父は、敬老パスを得てよく出かけるようになった。仕事柄道路や道順、方角には詳しいが、街中のお店や商店街、有名スポットなどには客として正面から入ったことがなく、父には何もかもが新鮮なようだ。どこに案内しても初めて入ったなあと感慨深げ。なにを食べさせても、こんなにおいしいお店があったのかあと感心しきり。ただ、どこへ行くにも必ず避けては通れぬ名鉄には、敬老パスは使えないため、なにがなんでも敬老パスを使おうと名鉄で20分ほどで着くところにも、市バスで1時間近くかけてたどり着く。


禿げ頭父さざんかの向こう側


仕事ばかりだった父は、退職後のビジョンもないまま引退。その後はヒマでヒマで死にそうだわ、と嘆いていた。そんなある日、野菜でも育てようかなと気軽に市の貸し農園に応募した。それ以来毎年小さな区画を借りて真っ黒に日焼けしながら畑仕事にいそしむ。生き生きとしていて働いている時は想像もしなかった姿なのだが、それなりに悩みがあるようだ。貸し農園でできたベテランの仲間たちが父に育て方のアドバイスをくれるのだが、口々に、「あれではうまく育たない、こうしないと。」、「ありゃあだめだね、こうするのが一番いい。」などとみんな言うことが違い、かと言って無視もできず、誰のアドバイスに従うか、板ばさみにあっているようだ。


去ぬ父の最後のトマト赤く熟れ
  (本当は元気に生きていますよ。)


相変わらず頑固な父は、周りがいらいらすることも多いけれど、年齢と共に、自由で、味わい深くなっており、家族を楽しませてくれている。仕事しか知らない父には、自分の思うままに、十分楽しんでから人生を終えてほしい。娘は心からそう願っている。


 





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尾曽恵薄



花火句会の落ちこぼれ、恵薄です。昨年は、句会に出たのは1回だけ(カフェ・プーでの「忘年会兼の句会」)。そのため作った句もこの時の5句のみ。すなわち年に5句しか作っていません。今年も、そうなりそうな気配です。そのため、電話で「お前なんか句会除名だ!」と言われている事務局のM氏には、時々自作の野菜などを持参。ご機嫌伺いをしています。

 

 俳句にはほとんど縁のない生活なのです。しかし、俳句がまったく頭から離れてしまってるわけではありません。時々、散歩や畑仕事の最中に「ここで1句」などと思うことはあるのです。しかし句はできません。だいたい、5句作るのにも四苦八苦、七転八倒、もがき苦しみ、のたうちまわって作っているのです。何かに感動しても、すぐに句ができることはないのです。

 

 新聞や雑誌などの俳句欄は見ません。テレビやラジオの俳句番組も同様。ネットも同じ。花火句会以外に俳句ブログのようなものがあるのかどうかも、検索したことがないのでわかりません。しかし、句会の会報「花火」を制作していることから、句友の句(点の入ったもの)には毎月目を通しています。もちろん勝行先生の選評も。制作しながら「みんな上手いなあ〜」「くやし〜!」などと嫉妬しています。また毎回必ず意味不明の季語らしきものがいくつか出てきます。そこで俳句歳時記をひもとくことに。だから俳句は作らなくても、歳時記は見ているのです。

 

 かつての「紅顔の美少年」(私のことです。そこのアナタ、笑わないように)も、もう還暦。もうすぐ年金生活(少額だけど)に突入します。仮に80歳まで生きるとして、毎年5句の今のペースでも5句×20年で100句できる計算になります(最後の方はボケてしまって、できないかもしれませんが)。以前はマメに句会に出席していたので、これまでに作った句を足すと死ぬまでに500句くらい作れるのではなかろうか? こう考えると何だか「俳句のある風景」みたいだなあ〜。 

 

 残された人生、どう生きたらいいのかわからないけど、毎年5句ずつ俳句を作りながら、俳句のあるような、ないような風景を楽しみたいと考えております。

 

最後に一句

 

還暦を過ぎて戸惑ふ夜長し








月刊花火句会 これからの刊行予定


 10月18日:2015年10月号
  『10月定例句会(10月10日)報告』

 10月30日:2015年10月増刊号  
    エッセイ・俳句のある風景
    その⑦増田智昭/原藻六


句会の予定


【日時】 2015年10月10日(土) 18:00~
【会場】 金山アカデミーセンター4F
【兼題】 『渡り鳥』を含む当季雑詠5句


◆参加ご希望の方は、兼題1句を含む当季雑詠5句をご用意
  ください。
◆事前のご連絡は不要です、当日会場に直接お越しください。
◆参加料は1000円です。



投句の受付



◆投句料は不要、投句される方は、メールにてお願いいたし
  ます。
◆作者名は本名でも俳号でもかまいません。
◆投句数は5句以内でお願いいたします。
◆締切りは10月8日(木)とさせていただきます。
◆投句いただいた作品の内、句会での入点句は、次回のブロ
  グにて発表させていただきます。
◆受付メールアドレス:haikuhanabikukai-aichi@yahoo.co.jp






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【日  時】 2015年9月12日(土)
【会  場】 金山アカデミーセンター4F
【出席者】 勝行先生、小麦、智昭、一筋、柑子、藻六
【投句者】 カモメ、按庵、U太、豪、沓九郎
【兼  題】 『露一切』を含む当季雑詠5句


レ、レ、レ~ッ、開かな~い! 「かってない」とか「記録的」とかの言葉が世の中では飛びかっていますが、花火句会もかってない事態となりました。会場が急遽変更、金山駅前の居酒屋となったのであります。いえ、飲み会の話ではありません。句会そのものです。原因は会場の鍵が開かないこと。いくら暗証番号を回してもダメなんであります。誰れがやってもダメ。そこで小麦が管理人にケータイしたけど、応答なし。「このクソ扉ぶっ壊すかぁ」などという不穏な言葉も飛びだしましたが、そこは紳士淑女揃いの花火句会、ぐっとこらえました。器物損壊罪で訴えられても困るし。てな訳で、花火句会はホームレス状態となったのであります。さすらい人、徘徊俳人といったところでしょうか。
 
幸い居酒屋の二階に六人用のスペースが空いていたので、そこに腰を落ち着かせたのですが、ここからが問題。何しろ居酒屋ですから、薄い仕切り越しに「ビール、おかわり!」「やき鳥、三人前!」なんて言葉がモロ聞こえてくる。店員さんもあっちにいったり、こっちにいったり。それにその、大衆居酒屋さん独特の、実にうまそうな匂い。たまりません。そこで飲んべぇの某が「今日は句会はやめにしていきなり飲み会で」と提案したのですが、これは全員が却下。なら、「飲みながらの句会では」、これにも勝行先生がNG。かくしてかってない環境下での句会と相成りました。居酒屋で素面のまま二時間ですよ、二時間。いやぁ真面目ですねぇ、花火句会は。某を除いて。
 
しかしこの状況を、一人だけ心から楽しんでいる人物がおりました。智昭です。「いやぁ、こういうの、面白い!」「楽し~い」「今日は出席してよかったぁ」を連発、「記録にも記憶にも残る句会だぁ」。いるんですよねぇ、こういう奴。目と顔がらんらんと輝いておりました。トラブル大好き人間、今後智昭には要注意です。一方某はやる気ゼロ、「早く句会をすませて飲もうぜ」の態度アリアリ、実に対照的でした。
 
このハプニングのせいでしょうか、トップ賞はその智昭と小麦が8点で同着、賞品を分けあっておりました。他方某はさえないまま。よって句会後の飲み会は、智昭は祝杯、某はヤケ酒となった次第です。アカデミーセンターの管理人さん、お願いですから、次回までに鍵を直しておいてください。よろしゅう、お頼み申します。
 
 
一席 

終電の去りし静寂(しじま)に虫の声
/智昭

豊かなる秋の王国サラダバー/小麦



三席 

秋耕や農家に嫁ぎ半世紀/沓九郎


 
今月の入点句は特選句)


山口勝行
浜寂びて紺を極めし秋の潮
鳴き継げる鈴虫聞きつ句集編む
 
増田智昭
朝霧や突如現る県境
終電の去りし静寂(しじま)に虫の声
木犀の香の確かにと振り返り
炊きたての新米皆を集めけり
青天を広げて澄みし野分け過ぎ
 
加藤小麦
豊かなる秋の王国サラダバー
枝揺れて露一斉にころがりぬ
朝露は月の落とした涙なり
コスモスや世界全体揺れている
朝露に閉じこめてあるカオスかな

深井沓九郎
廃線の枕木隠し草の花
秋耕や農家に嫁ぎ半世紀
朝露に玉の軌跡のグリーン上
 
高津按庵
鰯雲世の苦関せず泳ぎをり
身辺の整理に捨てし秋の蚊帳(かや)
無事祈り子に鈴持たす秋登山
白露に路傍の石の光りをり


仲野カモメ
朝露に滴り落ちなと言(こと)こめり
朝露に靴濡らしたる早出かな

原藻六
スターター露したたりし排気口
藍染に背筋伸ばせり秋袷
帰らぬと駄々こねる子いて残暑
 
御酒一筋
猛りたる台風さんもやがて消ゆ
バス降りて走り出す人秋来たる
露と生まれ露と消えたりシリアの子

本田柑子
柿色のブルドーザーや秋の空
ふと触れて裾ぬらしたる白露に
 
中谷U太
白露や昔の話ばかりする

藤井豪
や山なき島の土の罅(ひび)



山口勝行選評

廃線の枕木隠し草の花/沓九郎


今月の最優秀句。季語は「草の花」です。一年を通していろいろな草花が咲きますが、何といっても秋が一番。草ならではの、ひっそりとしたその風情は、どこか寂しい秋の気配にぴったり。その草の花が、荒れ果てた廃線に、せめてものささやかな彩りを添えている…。観察眼のいきとどいた、見事な写生句といえます。
 
一筋の「露と生まれ露と消えたりシリアの子」、ますます深刻化している難民問題ですが、字余りを避け「露に生(あ)れ露と消えたりシリアの子」としました。句の調べもまた大切です。
 
小麦の「朝露は月の落とした涙なり」、月が泣いて涙を流すという擬人化に疑問符。俳句の基本はあくまでもこの私としたいものです。この私にはまるで月が泣いているように見えるということで、「朝露は月の落とせし涙とも」としました。
 
柑子の「ふと触れて裾ぬらしたる白露に」。この触れるのは何か。わたくしとしてはそれを手として、ならば裾(すそ)よりも袖(そで)の方がこの句には合っていること、それと中七と下五の言葉を入れかえ、「ふと触れて白露に袖ぬらしたる」としました。比較してみてください。
 
豪の「大凪や山なき島の土の罅(ひび)」、土への観察眼、着眼点は優れたものですが、さてこの句の季語は? (朝凪)(夕凪)は夏の季語ですが、大凪は季語ではありません。ひびは(皹)と書くと人間のひびで冬の季語、罅と書くと陶器や地面などの割れ目、裂け目のことで、季語にはなりません。折角の着眼、推敲が必要です。
 
按庵の「無事祈り子に鈴持たす秋登山」、この句にも季語に疑問符。よく言葉に(春)(夏)(秋)(冬)をつけて季語化する句を見かけますが、安易に使うのはできるだけ避けたいものです。季語として認められている夏の(祭)に対しての(秋祭)などと違い、秋登山の季語はありません。(秋の山)という季語はあります。それともう一つ。(無事祈り)は言わずもがな、(鈴持たす)だけで、無事を祈ってのことと分かります。「熊除けの鈴子に持たす秋の山」としてはどうでしょうか。
 
 

句会を終えてひと言 


こういう句があってもいいよな、そんな想いで詠んだそれがしの句、「露と生まれ露と消えたりシリアの子」。ほんとはこの句を本日の自信句にしたかったけど、遠慮しました。今の状況にしか通用しない時事句ですが、みなさんはどう考えるか、ちょっと聞いてみたい気がします。如何? 代わっての自信句は「バス降りて走り出す人秋来たる」。夏とは見違えて行動的になる様を詠みました。特選にしたのは小麦の「豊かなる秋の王国サラダバー」。収穫の秋、その豊かさをサラダバーに見るという、この現代風かつシュールさに脱帽でげす。(一筋)
 
運転席からは見えないが、空気が冷えてきたこれからの季節、スターターを回すと排気口から水が滴り落ちます。そのありさま、藻六の「スターター露したたりし排気口」に点を入れました。自信句はしいていえば「柿色のブルドーザーや秋の空」。一年中そこかしこで作業しているブルドーザーですが、秋の青空の下でのそれが力強さ、躍動感にあふれいていて、まさにピッタリ。どうかなと思いましたが、点が入ってホッとしています。今日はいつものように早めに会場に来て、いざ扉を開けようとしたけど鍵が壊れたか開かない。その際の悪戦苦闘で疲れました。(柑子)
 
大失態! 智昭の句の「朝霧」を「朝露」と読み違え、しかも間違いとは露知らず、その句に◎を打っちまいました。正しくは「朝霧や突如現る県境」。どう考えても霧だよなぁ。何でそれが露になったのか、本人にも分かりませ~ん。真相は霧の中(藪の中だっけ)です。でもいい句であるのは変わりなし。べらんめぇというのはべらぼうめから来とるらしいけど、どっちにしてもあまり品のいい言葉ではありません。けど何故か、時折妙に懐かしい。自信句の「濁り酒口ついて出るべらんめぇ」ですが、コレ無得点。やっぱ俳句は品よくいかにゃいけません。0点もむべなるかな。もう一つのミイの無得点句、「屋根裏に残暑居座る時国家(ときくにけ)」、時国家というのは、例の「平氏にあらずんば人にあらず」と豪語した平時忠、壇ノ浦で捕虜になり能登に流されたのですが、その子孫の旧家。平家の落人と残暑のイメージとを重ねてみたんだけど、無理があるよなぁ。これも点が入らんで、当然。ああいかん、さえん句会だった。次、何とかせんと。(藻六)
 
風に揺れるコスモスの花の群。いっせいに揺れて、まるで世界全体が揺れているような。かわいいコスモスの花も、たくさんで一度に揺れればスケールのデッカイ風景になる。う~ん、すんばらし~い句ですね。あちきの自信句「コスモスや世界全体揺れている」です。葉っぱの上でころころころがる露。葉の上で遊んでいるうちはいいけど、ちょっと油断すると落っこっちゃう。その露に気をつけなよーと声をかけている作者。美しくもはかない露に対する心優しき視点が大変良い。カモメの「朝露に滴り落ちなと言(こと)こめり」が特選。怪我の功名、鍵の不調で部屋に入れず、しかたなしでの居酒屋での句会は、少人数だから丁度よかった。これが大人数だったら路上句会になってたかも。今日は智昭と同着のトップ、やった、やった!! 少人数だったけど、すばらしい句会だった!!(小麦)
 
自信句は台風一過のおなじみの風景、「青天を広げて澄みし野分過ぎ」。日本全国、特に北関東に大きな傷跡を残した台風18号。線状降水帯なるものをはじめて知りました。ただその後はいつもの青天。ここに人生模様を感じます。人生と一緒で荒天の次は青天、青天の次は荒天。あざなえる縄の如し。大喜びも大きな落胆も必要なし。Going my wayで、青天も荒天も生きてゆきたいものです。先生の「浜寂びて紺を極めし秋の潮」に特選印を打ちました。私のような日本海側出身の人間にはよく分かります。9月に入ると敦賀の海の色はエメラルドグリーンから濃紺に一変するのです。実に寂しい思い。この句に、望郷の念がふつふつと湧いてきました。参加者6人の句会。寂しくもあり、また少人数で和気あいあい、楽しくもあり。鍵のトラブルを含め、思い出に残る句会となりました。人数が少なかったので、文学賞の少ない選考委員のつもりで、全55句の中からしっかり選ばせていただいたつもりです。小麦との同着トップ賞、光栄!(智昭)
 
 

伝言板


その①


「のっぴきならない娯楽室」 第5回公演

お達者で、カッサンドラ

作/ハッピネス鞠奴 演出/江分利犬

 
10月16日(金) PM7:00~ 開場PM6:00


10月17日(土) PM7:00~ 開場PM6:00


10月18日(日) PM5:00~ 開場PM4:00

 

場所/得三(今池)  ℡:052-733-3709


料金/2,800円(前売)  3,000円(当日)

 
 
その②

デモ参加のため、句会は欠席のみさちーたから安保法制(戦争法案)反対のメッセージが送られてきました。句会後の飲み会で回覧に付し、全員が眼を通させていただきました。ご報告まで。
 


 
その③

句会欠席の仁誠から近況が届きました。
 
 6月末に会社と自分以外に費やした42年間のサラリーマン生活に別れを告げ、7月から自由気ままな生活をはじめた。2週間ほどで曜日の感覚が無くなったのを皮切りに、先月頃から42年間で身に付いた世間のしがらみが、一枚一枚薄皮をはがすように剥がれていくのを実感している。
 趣味を楽しむうえで、時間が自由になるということが本当にプラスなのか結論はまだ出ていない。かねてから興味のあった陶芸は月3回ペースで通うものの、俳句に掛ける時間は激減したのが実態である。
 無職になってもやはり計画性が重要のようである、もう一度毎日の生活を見直し、今日こそはトップ賞の自信が持てる俳句ができるよう精進する所存。よって来月の句会はトップ賞を頂くのでよろしく。

仁誠



月刊花火句会 これからの刊行予定


9月29日:2015年9月増刊号
 エッセイ・俳句のある風景
 その⑥兼松みさちーた/尾曽恵薄
 
10月18日:2015年10月号
  『10月定例句会(10月10日)報告』

 
 
句会の予定


【日時】 2015年10月10日(土) 18:00~
【会場】 金山アカデミーセンター4F
【兼題】 『渡り鳥』を含む当季雑詠5句



◆参加ご希望の方は、兼題1句を含む当季雑詠5句をご用意ください。
◆事前のご連絡は不要です、当日会場に直接お越しください。
◆参加料は1000円です。


 
投句の受付
 


◆投句料は不要、投句される方は、メールにてお願いいたします。
◆作者名は本名でも俳号でもかまいません。
◆投句数は5句以内でお願いいたします。
◆締切りは10月8日(木)とさせていただきます。
◆投句いただいた作品の内、句会での入点句は、次回のブログにて発表させて
  いただきます。
◆受付メールアドレス:haikuhanabikukai-aichi@yahoo.co.jp
 


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